京都市の中学校でもついに給食が始まる
令和5年11月に、京都市教育委員長決定として「全員制中学校給食の実施に向けた「基本的な考え方」について」という文書が公開された。これによると、令和10年から、京都市の中学校で、全員給食制がとうとう始まるそうだ。
いつから始まる?
全員制給食はいつから始まるのか大変気になるところ。文面では、「令和10年度中の実施を目標として、可能な限り早期に、全員制中学校給食の実現を目指す」と言う文言がある。共働き世帯の増加や、家庭環境の変化等を踏まえ、異次元の子育て支援・少子化対策の取組を推進することが、政府から発表され、ついに京都市も重い腰を上げたというわけだ。
いつから始まるのか気になていましたが、決定から5年後の実施って、かなり先のような気がするのは私だけでしょうか?食材を生産者の方からどのように調達し、どのように加工し、どのように各中学校の給食として届けるのか、確かにかなり長い道のりのような気がしますが、是非大幅短縮してもらいたいものです。
皆さんは給食は好きでしたか?
小学生の頃、私は給食が大好きでした。低学年の頃は、食が細く、パンを半ぶん残してしまったりした思い出がありますが、高学年では美味しすぎて給食が足りない、もっと多かったら良いのにと思うくらい、給食が大好きでした。
給食はまずい!という友達もいましたが。。
中学生といえばまさに食べ盛り。少ない給食よりも、満足できる量の給食を提供してほしいものです。
京都市の中学校は現在は超マイナーな選択制給食
文部科学省の令和3年度学校給食実施状況等調査結果によると、全国の小学校の給食実施率は99.0%。対して、全国の中学校の給食実施率は91.5%だ。
区分 | 学校総数 | 実施率(学校数比) | ||||
計 | 完全給食 | 捕食給食 | ミルク給食 | |||
小学校 | 令和3年 | 19,107 校 | 99.0%(18,923校) | 98.7% | 0.2% | 0.1% |
平成30年 | 19,635 校 | 99.1%(19,453校) | 98.5% | 0.3% | 0.3% | |
中学校 | 令和3年 | 9,955 校 | 91.5%(9,107校) | 89.1% | 0.3% | 2.1% |
平成30年 | 10,151 校 | 89.9%(9,122校) | 86.6% | 0.4% | 2.9% |
全体の割合で見ると、給食実施率は給食実施率は、小学校で99.0%、中学校で91.5%と非常に高い印象ですが、京都市の中学校は選択制給食。2003年から、事前に注文すれば、民間事業者が調理した「給食弁当」を310円で購入できるようになりました。 しかし、朝日新聞の発表によると、利用率は25%程度と低迷している様子。
友達の目が気になったり、量が少ない、まずいという意見もチラホラ聞こえてきそう。菓子パンなどを食べる生徒も多いそうだ。また、親の世間体もあるのでしょう。共働きで時間がないにもかかわらず、一生懸命、お弁当を作るご家庭が未だに多いようです。
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