予約した飛行機が欠航!!払い戻しは?延泊補償は?なるべく早くチケットを取り直すためにやるべき11の事

旅行

悪天候や災害、機材やシステム障害など、あらゆる理由で大切なフライトが急遽キャンセルになることがあります。突然のキャンセルの場合、慣れていない状況に見舞われると、代替便を確保する方法や、払い戻し可否・延泊ホテル代の補償など、様々なことを考えながら行動を起こす必要があります。迅速に代替チケットを手配する方法を中心に、目的地にできるだけ早く、安全に到着するためにやるべき11の選択肢をご紹介します。

 

 

1. 航空会社に電話する

 

まず、検討すべきは、直接航空会社に連絡して代替便の選択肢を尋ねることです。国内の主要キャリアの問い合わせ先はこちら。キャンセル待ちを利用する際も、まずはすでに予約した航空会社への連絡が最優先です。複数便にわたる欠航の場合、電話では繋がりにくいため、チャットでの問い合わせも合わせて利用されることをオススメします。なお、結構に際して、全額払い戻しされるかどうかも同時に確認しておきましょう。以降にご紹介する手段で、仮に別のフライトが予約できた場合、重複して料金を請求されることのないよう、念入りに確認をしておいた方が良いでしょう。場合によっては、別便の料金を補償してくれたり、延泊分のホテル代を補償してくれる可能性もあります

ANA国内線問い合わせ窓口
ANA国際線問い合わせ窓口
JALサポート・問い合わせ

Peach(ピーチ)問い合わせ窓口(チャット・電話での問い合わせが可能)
Jetstar(ジェットスター)問い合わせ電話番号
SKYMARK(スカイマーク)問い合わせ窓口

 

2. オンライン予約システムを使用する

 

航空会社のウェブサイトやアプリで即座に予約を変更できる場合があります。できれば、予約する前後にウェブサイトのブックマーク、アプリのダウンロードをオススメしますが、欠航が決まってからでも遅くありません。最近ではeチケットが主流になっているため、予約の際にそのような登録は済まされている方がほとんどだと思いますが、旅行代理店を経由して予約した場合など、紙媒体のチケットを使用される方は、サイトの登録や、アプリのダウンロードがお済みで無い場合もあるかと思います。すぐにチェックしてみましょう。

 

3. 空港のカウンターを訪れる

 

航空会社への問い合わせと同じく、非常に高い角度で、別便への振り替え予約が可能な手段です。フライト直前の欠航が決まった場合、旅先で復路のフライトが結構になった場合など、空港へアクセスしやすい場合は、カウンターで航空会社の担当者と直接話すことで早急な対応が期待できます。ただし、災害時や悪天候による欠航の場合、先数日間の予定が不透明なため、明確な回答が得られない可能性があります。その場合は、他にご紹介する手段と合わせて、複数の方法でチケットの振り替え予約をトライなされることをオススメします。

 

4. 他の航空会社を検討する

 

予約した航空会社のシステムトラブルや機材トラブルはもちろん、悪天候の場合の場合でも、他の航空会社の便を確認してみると、希望の時間帯の利用可能な代替便を見つけることができます。フライト予定時刻付近の航路の天候状況は刻々と変わります。台風前後のフライトなど、各社判断が分かれる事もしばしばあるため、各社の運行状況を常にウォッチして、代替便のフライトスケジュールを確認しましょう。

 

5. 旅行代理店に連絡する

 

代理店を通して予約した場合は、代理店に連絡してサポートを受けることを強くお勧めします。各個人で判断し、振り替えること自体が、そもそも可能なのかどうかはわかりませんが、個人で予定を調整するよりも、はるかに楽に代替便を見つけることができます。また、延泊分のホテル代の補償など、サービス面でも期待できる選択肢の一つです。

 

6. ソーシャルメディアを利用する

 

航空会社の公式ソーシャルメディアアカウントで問題を報告することも一つの手段です。急な欠航や、複数便にわたるフライトキャンセルが続く場合、問い合わせ窓口になかなか繋がらないケースもよくあります。ソーシャルメディアから状況を発信することで、問い合わせ窓口とは異なるルート(例えば広報)を通じて、状況を共有することも可能です。1つの手段として、緊急時には選択肢に入れてみてはどうでしょうか?


7. 他の近隣の空港を検討する

 

近隣の別の空港からのフライト、もしくは目的地近辺の空港へのフライトなど、異なる空路も検討すうることで、代替便獲得の手段を広げることは可能です。例えば、羽田なら成田行きや中部セントレア行きを、伊丹なら関空や神戸空港行きを。筆者もマイアミからニューヨークのフライトがキャンセルとなり、代替手段として、ニューヨークではなくアラスカ経由で羽田まで帰った経験があります。(決して近隣ではありませんでしたが、そのまま待ち続けるより、幾分か早く帰ることができました)

 

8. フライト検索エンジンを利用する

 

代替チケットの検討や、比較に欠かせないツールとして、フライト検索エンジンの利用も有効です。Googleからそのまま経路検索も可能ですが、フライト専門の検索エンジンでは、様々な航空会社やオプションの比較が容易なため、よりお得に代替のチケットを見つけることが可能です。代表的な検索エンジンで、比較的使い勝手の良いと感じたサイトはこちら。

エクスペディア
スカイスキャナー(スピーディに最安値を検索可能なので、個人的にオススメ)
スカイチケット
エアトリ


9. キャンセル待ちの利用や、待機リストに登録する

 

航空会社によっては、待機リストへの登録が可能です。早めの登録でキャンセルがあれば優先的に便に乗れる可能性があります。キャンセル待ちであっても、カウンターや問い合わせ窓口、アプリ・webサイトの利用は必須です。待つだけですので、他の方法と合わせて検討してみてはいかがでしょうか?

 

10. 旅行保険を活用する

 

こんな時、非常に効力を発揮するのが旅行保険です。ツアーや楽天トラベル・HISなどのパック旅行の場合、プランに盛り込まれていたり、格安で保険に入ることも可能です。保険会社に連絡して、補償や払い戻し手続きの代行を受けることができる可能性が高いため、代替便の手配も非常にスムーズです。

 


11. 公共交通機関を利用する

 

基本的には、飛行機よりも鉄道やバスの方が悪天候への耐性強いため、別の移動手段の検討も有効な選択肢です。本州内のように、陸続きの場所の移動では、時間はかかるものの、飛行機の代替便の検索の間や、復旧までの時間を考慮すると、最も早い移動手段になる可能性は十分考えられます。特に羽田、伊丹、中部、福岡など、都市部の空港ではその選択肢も広いため、飛行機代の払い戻しがスムーズに行われるのであれば、早期に交通手段の変更を検討すべきかもしれません。

 

最後に

 

機材トラブルなどのピンポイントの欠航の場合と、悪天候や災害、システム障害など、復旧再開見込みの立たないケース、それぞれで取るべき対応は異なります。何れにしても、まずは欠航になった航空会社への問い合わせが先決です。欠航が長期間にわたる場合、ホテル代延泊の補償や、代替移動手段の補償など、合わせて確認すべきポイントを忘れずに、安全なご旅行になるよう、落ち着いてこれらの手段を試してみてください。

 

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