うちの子運動神経が悪い?と心配な方へ!その6つの原因と3つの対策

教育

もしかしてうちの子運動神経悪い?

 

ひょっとしたらそういう風に考えたことのあるパパさん、ママさんも多いのではないでしょうか。子供が体を動かしている時に、あまり運動が得意ではなさそう。運動音痴?と思ってしまうのは本当に運動神経が悪いからなのでしょうか。

 

 

私はその限りではないと考えています。

 

 

 

自分の子供が運動神経が悪いように見えてしまう本当の原因は?

 

 

特に、成長著しい未就学児の場合、運動神経が悪いのではないか?とうただってしまうような体の動かし方をしていることも多いのが事実。

 

 

  1. 運動することをそもそも楽しいと思っていない
  2. 運動に苦手意識を持っている
  3. その運動や動作に慣れていない
  4. 成長の途中なので、目的の運動をこなすための十分な身体能力が備わっていない
  5. 子供をあまり外に連れて行かない・室内遊びが多い
  6. 「これくらいできるだろう」という親の思い込み

 

 

 

 

以上の6項目が子供に対して運動神経が悪いと思ってしまう要因だと考えています。

 

 

 

①運動に対して抱くイメージ 〜”心”の問題〜

運動神経が悪いと感じるこどもの中には、体を動かすことがそもそも楽しいと思っていない子が結構いるようです。また、過去の失敗が原因で、どうしても運動に対して肯定的でないという子供も多いでしょう。

 

 

 

このように、子供の”心”の問題が、子供の運動能力向上の妨げになっているということも十分考えられます。実際にうちの子供もそうでした。口では外で遊ぶのが楽しいと言っていても、行動を見れば一目瞭然です。家の外での行動を観察してみると、

 

 

 

  • 外で体を動かすよりも家の中でブロック遊びをしていた方が楽しい。
  • 外で遊んでいてもボールや遊具より、砂遊びや虫取りが好き
  • ボールを触りたがらない
  • 自転車に乗りたがらない

 

 

 

挙げればきりがありません。理由はさまざまですが、運動をそもそも楽しいと思っていない子供に対して、半ば強制的に運動を要求すれば、さらに楽しくなくなってしまいます。また、子供の性格も運動への取り組み方を左右する大きなファクターです。

 

 

 

過去の失敗を気にして、ずるずると引きずってしまう子供もいれば、昨日の失敗はまるで忘れたかのうように再度チャレンジする子供もいます。

 

 

 

子供たちの性格を踏まえた上で、運動を好きになってもらい、できるだけ運動神経を鍛えられるように、私たち親も環境を気づいていく必要がありそうです。

 

 

 

②下手なのではなく、まだできないだけ 〜”体”の問題〜

子供の運動神経が思ったより悪いなぁ、と感じるのはただその運動に慣れていないだけかもしれません。それは私たち大人に取っても同じこと。

 

 

 

あなたの得意なスポーツは何でしょうか?野球ですか?それともサッカー?水泳?

スポーツ経験者であれば、強いて言うならこれが得意かも・・・スポーツはあるはずです。例えばサッカーが得意だとしましょう。ある程度経験していれば、技術も素人より備わり、運動神経が悪いとは思われないでしょう。

 

 

 

しかし、サッカーが得意で運動神経が良くても、未経験のスポーツ、例えば、サーフィンやダンス、スキーなど、まったく経験したことのないスポーツもそつなくこなせるかと言われると、ほとんどの人がNO!と答えるでしょう。

 

 

 

 

これは子供にとっても同じこと。

 

 

  • ボールの投げ方がよく分からない
  • 縄跳びの飛び方がよく分からない
  • スキップが下手
  • なかなか自転車に乗れない

 

 

 

これらは決して運動神経が悪いからできないのではなく、やったことがなかったり、成長の途中なので、必要な筋力や運動能力が備わっていないということも十分考えられます。

 

 

 

ここで一つ例を紹介すると、うちの子供の場合は3歳でストライダーに乗れており、かなり速いスピードでその辺を走り回っていました。しかし、このまま自転車にも乗れるだろうと思い、買い与えたのですが、自転車には全く乗ることができませんでした。実際は、乗ることができても、自分でペダルを漕ぐことができず、足で地面を蹴りながら、ストライダーの運転間隔を抜け出すことができていませんでした。

 

 

 

 

それもそのはず。ペダルをこぐための足の筋力が足りず、しっかりと不意込む力がなかったのです。実際に自転車に乗ることができたのは4歳を過ぎてから。体が大きくなるとともに、苦なく乗りこなすことができました。

 

 

 

このように子供の運動神経が悪いと感じてしまう原因の多くは、子供自身が持っている運動に対する意識や、成長要因と考えられるものが多く挙げられます。

 

 

では、子供に運動を好きになってもらい、運動神経を発達させるための対策を述べていきます。

 

 

 

大人の私達からしてみると、できて当たり前の動作なのですが、子供達にとっては全てが初めて。よく分からないからうまくいかないことがたくさんあるのです。

 

 

③勘違いや機会の損失 〜”親”の問題〜

晴れているのに室内遊びばかりさせていませんか?子供たちが体を動かして、運動神経を成長させる機会は外に転がっています。これを利用するのも、逃してしまうのも親の責任。

 

 

 

暖かい昼間に外で遊ぶことができるもの、小学校卒業まで。中学生になると、部活動が始まり、なかなか親と外で遊ぶ機会も減ってきます。そのため、運動をさせなければ!外で体を動かさなければ!ときばるよりも、まずは散歩のような形で、気軽に外で子供と触れ合う機会を作るのが第一歩です。

 

 

 

 

また、特に1人目のお子さんに対して抱きやすい「これくらいはできるだろう」という親の勝手な思い込みは、運動に対する子供の実際と理想が乖離してしまい、過度なストレスを子供に与えてしまします。できなくて当然、できたら褒める。という気楽な気持ちで見守ってあげる必要がありそうです。

 

 

 

 

 

 

子供の運動神経を伸ばすためには

 

 

 

 

①運動を好きになってもらうために、しっかり褒める

うちの子供は保育園の遊びの最中に顔面にボールが当たってしまい、それ以来ボール遊びに苦手意識が芽生えました。しかし、今では徐々のその苦手意識もなくなり、休日には、

 

 

「パパ!ボール遊びしよう?」

 

 

 

と自分からボールを持ってきて、誘ってくるようになりました。

 

 

実践したことは、柔らかいボールを使って、優しくキャッチボールを行い、

  • ボールをキャッチできる楽しさ
  • 遠くまで投げられる気持ちよさ
  • キックでボールを飛ばす爽快感

などを味わわせることに注力しました。

 

 

 

まずは短い距離から、ボールって結構簡単にキャッチできるんだよ!うまくキャッチすれば痛くないんだよ!という感覚を根付かせました。

 

 

 

そして、ちょっとしたことでも大げさに褒める。

 

 

 

とにかく褒める。

「昨日はできなかったけど、今日はできたね!」などと過去の自分と比較して、うまくなったと思ってくれれば、万々歳。最初は勘違いでも、できる楽しさ、褒められる嬉しさを味わわせてあげることが重要です。

 

 

 

②非日常の動作・行動をできるだけ多く体験させる

歩く・走るなど日常的な行動以外の行動、動作・行動をさせることが、子供の運動神経を伸ばす上ではとても重要だと言われています。特に4歳以下の子供の場合、特定のスポーツをさせるのではなく、様々な動作を経験させることが大切です。

 

 

スポーツには左右非対称の動きもたくさんあります。

  • ボールを投げる・打つ・蹴る
  • ラケットを振る
  • 自転車をこぐ
  • クロールや背泳ぎ

 

 

 

などなど、これらはそれぞれのスポーツ特有の動き。野球が得意だからといって、水泳やサッカーもできるとは限りません。一つの競技をさせるのではなく、普段の外遊びの中でできるだけ数多くの動きを体験させることが大切です。

 

 

 

もう少し子供が大きくなれば、様々な遊び、動きを経験したバックグラウンドを元に、少しずつルールを適用したスポーツに慣らしていくのがいいでしょう。

 

 

 

③親との勝負は必ず子供に勝たせて終わらせる

「勝ち癖」「負け癖」という言葉を聞いたことがあると思いますが、子供には勝ち癖をつけさせて、自己肯定感を持たせることが大切。もちろんこれに関しては、勝負に子供が負けて、挫折感を味わわせることによって、向上心を高めたい!という意見もあるでしょう。賛否両論ですが、子供の性格を考えて地震と向上心を養うことが大切です。

 

 

 

 

 

 

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