これをやれば成績は上がる!受験勉強・テスト勉強に行き詰まった時に見直すべき6つのポイント

教育

こんなに勉強しているのに、
テストの点数が上がらない。
成績が上がらない。
成績を上げる方法を知りたい。
志望校の合格判定が出ない。

こんな悩みを抱えている方の多くは、勉強方法が間違っている可能性があります。成績アップに向けて、見直すべき6つのポイントをお伝えします。

まず初めに、これだけは言っておきます。成績を上げる方法はあります。模試や学校のテストの点数を上げる方法もあります。この記事でそれをお教えします。

模試の点数が上がらない。成績を上げたい。また同じところで間違えた。志望校の合格判定がなかなか出ない。
受験勉強やテスト勉強で成長の壁に直面している人も多いでしょう。いくら勉強しても成績が上がらないという人には原因があります。よくある事例を紹介します。この中であなたに当てはまるものはありますか?自分の勉強方法を見直し、更なる成長へのアクションへ繋げましょう。

成績を上げるために見直すべき7つのポイント

勉強の結果が伸び悩んでいる人にはいくつか特徴があります。あなた自身、もしくはこの記事を読んでくれている人のお子さんが成績アップの壁に面しているときは、この中のいずれかに当てはまっているのではないでしょうか?

 

① テスト結果を見直さない

結果の悪かったテストを見直すほど苦痛なことはありません。しかし、テストで間違った箇所を克服することが成績を上げる最短経路です。なぜなら、「知らなかったことを知る」「誤った方法を正しい方法に修正する」ということが実践できるからです。

間違いの多い試験結果ほど、見直すべきなのです。なぜ間違ったか、その原因を理解し、正解とされる方法や記入例をしっかり頭に叩き込みましょう。そしてその教科、その分野こそ、参考書を読み重ね、問題集を重点的に解くべき箇所なのです。嫌な教科、苦手な分野には目を背けたくなりますが、それは自分の意識の問題です。間違ったテストを見直すことが好きな人なんて、ほとんどいません。人がやっていないことをできることはとても素晴らしいことだと思います。

 

②予習、復習をやっていない

受験を控えた中学、高校3年生だけでなく、1年生、2年生に是非覚えてもらいたいのが予習と復習の重要性です。上記のテスト結果の見直しとは、少しテイストが違います。一度やるよりも二度三度繰り返した方が勉強の習熟度は上がります。それも短期的にやる方が効果的です。

一年前に通った道は、一年後には忘れていることが多いでしょう。しかし、1週間毎日同じ道を通れば、一年後も迷うことなく目的地に着くことができる。これは安易に想像できますよね?勉強に関しても同じです。予習でキーワードを頭に入れることで、授業の理解度が上がり、逆に難しい所は復習で習熟度を上げることができます。習慣的にできる人もいれば、そうでない人もいます。それを効果的に実践してくれるのが学習塾なので、塾に通うことでこの課題を克服している人も沢山います。

 

③ノートをとることが勉強だと思っている

必要以上にノートづくりに時間をかけていませんか?授業中、ノートをとることに精一杯になってしまうことはNGです。先生が話すスピードと、ノートを書くスピードを比べてみてください。圧倒的に先生が話すスピードの方が速いことは言うまでもありません。

授業において「聞き逃すこと」ほど損なことはありません。あなたにとってノートの目的は何ですか?多くの人は「後で見返すため」と答えるでしょう。しかし、今までそのノートを見返したことは何回ありますか?実はノートを見返す頻度はとても少ないことに気づくはずです。実はノートを見返す頻度はそれほど多くありません。そのため、ノートに教科書や参考書レベルの情報は不要です。

では、理想的なノートの取り方はどのようなものなのでしょうか。それは「関連付け」です

多くの人は数学の公式を覚えたり、英単語を暗記する際、文字を羅列した「覚えること」を目的としたノート作りをします。例えば、歴史上の人物の場合。「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのようにしたか」を1つ1つ記述していく必要があります。このノートの取り方だと、「覚えたいこと」1つにつき、1つの説明が必要です。とてもわかりやすく、文章で理解できるため、一見すると綺麗にまとめられたノートのように見えます。

一方、「関連付け」されたノートの取り方は、覚えたい単語を羅列して、グループ化したり、関係性に従って、線で繋ぎ、全体的な「体系」として理解するノートの取り方です。言語で情報を整理するノー取り方が「左脳的」ノート作成法であるならば、「関連付け」されたノートの取り方は「右脳的」ノート作成法といえます。頭に図を用いて体系化されたデータのほうが、全体像を把握しやすく、かつ短時間で作成、理解できることは言うまでもありません。

 

④勉強した「気」になっている

このタイプに当てはまる人は、「勉強時間」「勉強の質」のバランスが悪く、学習の生産性が悪い状態です。改善するにはどうしたらいいでしょうか?

キーワードは集中力です。不幸なことに、現代の子供たちには誘惑の多い時代になりました。学校、学習塾、自宅、それぞれ同じような高いレベルで集中して勉強に取り組めていますか?学校や学習塾での1時間と家で勉強する1時間をよく見比べてみてください。拘束力や強制力の弱い自宅では、スマホやゲーム、漫画などが手の届くところにあります。調べ物をスマホで済ましている人も多く、ついついInstagramやTwitterを開いてしまうようなことはありませんか?学校や学習塾でしか勉強できないということは、いつまでたっても勉強をやらされている状態と言えます。

そのような人は、速やかに学習環境を変えましょう。しかし学習環境を変えるのもそう簡単ではなく、コツとしては、勉強する「場所」と「時間」を変えることを意識するとこです。例えば、親の目の届くリビングで勉強したり、学習塾の授業がない日にも、塾の自習室へ通うなど、少しでも勉強への強制力が生まれる場所に変えることで、誘惑から逃げることができます。また、夜遅くまで勉強している場合は、夜早めに寝ることを心がけて、早朝に勉強時間を確保するのもメリットがあります。

理由は2つ。ほとんどの友達は寝静まっており、LINEやTwitterにコメントが帰ってこないということ。また、朝であれば、平日は登校時刻というリミットがあるため、決められた時間で集中する癖がつきます。

また、軽くジョギングした後に勉強すると、ドーパミンの分泌が増え、勉強の質が上がるというデータも出ています。勉強時間は長いけれど、内容が伴っていない人は、このように、場所や時間など、自分を取り巻く環境を変えていくことを強く押すすしめます。

 

⑤問題集はとりあえず最初からやる

テスト勉強や受験勉強で、問題集や参考書を新しく購入することはよくありますが、最初から1ページずつやることはナンセンスです。成績アップまでの近道は、まず①で述べたように、「苦手な箇所を知ること」から始めます。つまり、教科ごとの苦手な分野さえ把握しておけば、その場所を重点的に勉強することが、苦手を克服する近道です。苦手な分野さえわかれば、どのような問題集を買えばいいのか、どこから着手すべきなのかが明白です。

 

⑥勉強に興味がない

勉強が好きで好きでたまらない!そんな人はほとんどいません。勉強が嫌い。勉強が苦手だ。という人の方がよっぽど多いでしょう。しかし、成績を上げるには、自分の取り組んでいる勉強に「興味を持つこと」は非常に重要です「無関心」の状態では、勉強している内容を理解することはできません

例えば、興味のあるゲーム、アニメ、マンガに関する情報は知らず知らずのうちに身についています。少しでも時間があれば、ゲームをしたい。マンガを読みたい。この状態を勉強でも作ることが理想的です。

しかし、「勉強に興味を持ちたい」という意思だけでは、勉強に対する意識が簡単に変わることはありません。しかし、方法はあります。勉強を興味を持つために必要なキーファクターは、「自信」です

先ほどゲームや漫画はには興味が湧きやすいと言いました。その理由は、これらは簡単に「報酬」が手に入ることにあります。報酬の形は様々あります。バトルで敵に勝った「爽快感」や「達成感」。現実離れした「能力」。レベルアップというわかりやすい「成長の実感」。これらが一例です。さらに内容が楽しいものであれば、また見たい、またやりたい、という「動機付け」も完璧です。

一方、勉強に興味を持つためにも「達成感」「成長の実感」は不可欠です。そして、達成感や成長は次のステップへの「動機付け」になります。これらのサイクルができれば、勝ちパターンの法則が成り立ちます。では、達成感や成長の実感はどのように得られるのか。その答えは。やはり苦手な教科の克服、成績アップやテストの点数のアップです。つまり①〜⑤の状態を克服することこそ、勉強への興味を持つことへとつながります。

 

最後に

テスト勉強、とりわけ受験勉強において、成績を上げる最短経路は存在します。それは出来なかった所をできるようにすることです。人はどうしても慣れた方法を繰り返しがちです。今までの勉強方法を変えることは、思っている以上に簡単なことではありません。しかし、テストで間違った箇所に向かい、苦手な教科、苦手な分野に目を向け、真摯に取り組むことで、必ず結果に結び付きます。成果が出れば、それがやりがいになり、勉強そのものに興味を持って取り組むことができます。テスト直前であっても、やるかやらないかで明暗は分かれます。音を上げずにトライしてみましょう。

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