子供の習い事は何がおすすめ?人気の習い事を徹底分析!

教育
スイミング

子供の成長のためにも、習い事をさせたいと思っているパパ、ママも多いと思います。我が家ももれなく習い事のチョイスには迷いました。定番の習い事や、自分たちが子供の頃に習っていたことなら想像はつきますが、それ以外の情報もしっかり頭に入れておきたいですよね。人気の習い事から、マイナーなものまで、分析したいと思います。

スイミング(水泳)

昔から習い事の定番。私も習っていましたし、息子も習い始めています。水の中という特殊な環境でしか身につかない「泳ぐ」という能力。水に慣れるところから、本格的なプロ養成コースまで比較的多くのスイミングスクールで行われえているため、通う生徒は増え続けているようです。レッスン料も比較的安く、1日1時間×週に1回×月に4回で数年で4泳法をマスターできる子供も少なくありません。しかし、他のスポーツに比べて明らかに「しんどい」競技です。子供達に達成感を味わわせる工夫が必要です。多くのスイミングスクールで、ジュニアクラスは等級制度を設けており、その数字が減っていったり、記録会でメダルを貰うことに達成感を見出していた記憶があります。

メリット

持久力や筋力に加え、精神力が強化される。

地上よりも抵抗のある水の中で推進力を得るため、予想以上に筋力を使います。また、個人競技であるため、水の中に入ってしまえば、後は自分との戦いになる特殊な競技。耐える時間を過ぎれば、他にはない達成感を味わえるため、精神力も鍛えられます。

肺活量のアップなど、呼吸器が鍛えられる

息を止め、(実際には吐きながらですが)運動をするため、1回の息継ぎで、できるだけ多くの空気を肺に取り込まなければなりません。そのため、自ずと肺活量は増えますし、呼吸器全体が鍛えられます。子供の体力の底上げには、最も良い習い事の1つです。科学的な根拠をはっきりと示すことはできませんが、うちの子供も、冬を乗り越えた時点で、去年より風邪をひきにくくなった気がします。

デメリット

最初の方はかなり嫌がる子供が多い

陸上のスポーツと違って、水の中という特殊な環境。最初は嫌がる子供が多いです。我が子ももれなくそうでした。嫌がらずにスムーズに習い始めるには、できるだけ小さい頃から水に慣れさせることが大事だと考えています。夏休みに親子のスイミングレッスンを開いているスクールも多いので、利用してみてはいかがでしょうか。

挫折して辞めてしまうと水が苦手になる子供が多い

上でも書きましたが、とにかく最初は嫌がるという子供が多く、親自身が子供を連れて通うことに挫折してしまうことも。そうすると嫌な思い出ばかりが残ってしまって、将来的に水が苦手…なんてことにもなりかねません。もちろん全ての子供がそうというわけではないのですが、根気よく続けさせていくしかないですね。

レッスン料

週1回のレッスンで、月謝として6000円前後(年齢にもよります)

サッカー

今や野球の人気を抜き、地域に最低1チームという感覚で少年サッカーチームもできています。競技人口も多く、長期的な趣味にも向いています。大人になって、本格的な競技はやめてしまったが、フットサルチームに所属して、たまに試合に出ているという人も多いのではないでしょうか。一方、本格的にプロを目指し、競技者として子供に成長してほしいという場合、地域のサッカーチームではなく、有名な指導者にレッスンしてもらうなどの工夫が必要です。競技人口が多いだけに、上を目指すには慎重にチーム選びをしなければなりません。親世代がサッカーをしていた頃よりも、プロや社会人チームの門は、より狭き門となっています。

メリット

ボールがあれば、どこでもプレーできる

道具が多い野球や、プールがないとできない水泳に比べて、環境や人数に応じて様々な形で遊べる

集団行動が多いので、協調性が養われる

11人でのプレー中や、移動、ベンチでの振る舞いなど、立場に応じて必要な振る舞い方や、上下関係、規律を守る姿勢などが身につきます。
・瞬発力が鍛えられる

デメリット

遠征や練習試合が多く、親の出番が必要

チームの運営状況にもよりますが、練習試合などの遠征では親の出番があります。お茶当番や車出しなど、休日返上も覚悟したほうがいいでしょう。

 

野球

昔から男の子の習い事として人気の高い野球。近年では女の子のプレーヤーも増えてきています。各小学校や、地域にも少年野球チームが多く存在し、野球に触れられる機会も多いので、習うことに関しては、比較的ハードルは低めです。テレビ放送でもプロ野球中継が行われているので、日本では「憧れの選手」ができやすく、始めるきっかけ、やり続けることを考えれば、日本は十分な環境が揃っています。

メリット

息の長いスポーツ

歳を取っても続けやすいというメリットがあります。学生、社会人と、競技人口や大会の頻度も多いので、野球をできるというだけで、活躍の場はあります。

社会性が身につく

攻守の切り替えや、守備位置、打順など、団体競技の中でも特に役割分担がはっきりしているスポーツの一つです。控えに回った場合も、声出しや代打、代走などに備えた準備が必要です。自分の役割を認識し、協調性や規律性を学ぶためにはとてもいいスポーツです。

デメリット

道具が多い

サッカーに比べるとバットやグローブなど、揃えなければならない道具が多いのが難点。種類が多い分、買い揃えるのにそれなりの金額が必要になります。また、遠征時にはチーム全体の荷物も増えるため、それらを運ぶために、親の出動機会が自然に増えます。

とにかく汚れる

河川敷や学校のグラウンドなど、雨の後は特にユニフォームが汚れます。サッカーやテニスに比べるとユニフォームの点数が多いので泥んこのユニフォームを洗うのも一苦労です。

世界的に見ればマイナー

ご存知の方も多いと思いますが、アメリカ大陸と日本などのアジア圏以外では、ベースボールがあまり盛んではありません。特にヨーロッパでは、サッカーと野球との競技人口に大きな差があります。気にしなければ特に問題はありませんが、留学や赴任などがあった場合、野球がメジャー競技ではない、海外の国でも続けることを前提とするのであれば、おすすめしません。

 

テニス

錦織圭選手が有名になってから、特に人気が出てきた習い事。子供を対象にしたスクールも開講されており、私たちパパママ世代が子供だった時よりも、テニスを習うことができるチャンスは、断然に増えてきています。有名な錦織圭選手であっても5歳からテニスを始められており、松岡修造さんは8歳の時からだそうです。つまり、ある程度大きくなってからでも、第一線で活躍できるチャンスがあるスポーツです。

メリット

バランスよく身体能力を高められる

瞬発力はもちろんの事、筋力や走力を鍛える上で申し分ない競技です。ラケットを振ってテニスボールを打つという行為までに、球の軌道を見極め、打点まで走り、相手の動きを見ながらコースを見極めるという一連の動作が伴います。身体能力全体を鍛え、洞察力も身につくスポーツです。

一生続けられるスポーツ

競技人口も多く、歳を取っても続けられる数少ないスポーツの1つです。プロを目指して習わせるのもいいと思いますし、もし第一線から外れたとしても、一生ものの趣味を身につけられるため、何か運動させたい。と漠然な思いを抱いている方にもオススメです。家族でプレーできるようになれば、旅行先でも楽しめる幅が広がります。

デメリット

あえて記述するようなデメリットは思い当たりません。

レッスン料

週1回のレッスンで、月謝として10000円程度

 

英会話

今の時代は、親世代が子供の頃と違って、小学生から英語の勉強は当たり前。耳を慣らしておくためにも、早めに英会話を習わせておく家庭も増えています。英語は語学です。あくまでコミュニケーションツールとして考えると、自ずと優先度は上がってくるのではないでしょうか。子供の頃から英語に触れ、実際に学問として勉強するときに、違和感を覚えないようにすることも、親の役目だと感じる時もあります。

メリット

コミュニケーション手段が1つ増える

日本語の他にコミュニケーション手段が一つ増えるだけで、会話できる人が大幅に増えると考えると、とても夢のある習い事です。将来的にビジネスの場において、お子さんがどのように活躍してほしいか、夢に描いてみてください。英会話を習い事として選ぶことで、自ずと子供たちの可能性の広がりを感じますね。

学校の勉強でアドバンテージが取れる

義務教育で英語を習う期間が増え、全ての子供たちが通る道と考えると、かなりおすすめ度の高い習い事だと言えるでしょう。友達よりも少しでも早く習い始めておくことで、学校の勉強のハードルが下がります。特に子供が小さいうちから英語に触れることで、遊び感覚で英語に浸ることができるので、勉強という重圧感も、少しは感じにくくなるのではないでしょうか。

デメリット

特になし。

レッスン料

10,000〜15,000円/週1回×4回(少人数制)

 

書道(習字)

文科系の習い事として、根強く人気なのが書道。大人の習い事としても人気が高まっています。パソコンやスマホの普及で、字を書く行為そのものが減ってきています。しかし、子供達だからこそ、鉛筆で字を書く機会が多いというのも現状です。周囲の友達と比べて、少しでも字がうまいと思われることは、誰が考えてもメリットのはず。就職活動の履歴書もデジタル化される時代ですが、冠婚葬祭やとっさのメモなどでその差が歴然と現れます。いつから習わせれば?という声もよく聞きますが、ある程度文字を書けるようになった小学生からでも遅くはないと考えています。

メリット

頭が良さそうに思われる

ある意味デメリットにもなりかねない内容ですが…笑。しかし、綺麗な字を書いて、嫌な思いを周囲に抱かれることは皆無です。子供たちの第一印象のためにも、綺麗な字を書けることは大きなメリットです。就職活動や入学試験など、加点となることはないと思いますが、面接官や試験管に良い印象を与えられることに違いはないでしょう。

デメリット

丁寧さが裏目にでることも

ゆっくりと美しい一文字を仕上げる書道は、ある意味アート。試験や宿題の時も、丁寧な字を心がけることは良いことですが、時間がかかりすぎて、制限時間が過ぎてしまうことも。あえてデメリットを挙げるとすれば、そういう点でしょうか。

 

クラシックバレエ

女の子を持つ親は、習わせたいと思う人も多いのではないでしょうか。姿勢やビジュアル、教養の面でも、メリットと感じる面が多くあり、品と美しさを兼ね備えられる習い事。街中に行けば、思いの外バレエ教室も多く、探すのも苦ではないはず。宝塚歌劇団やミュージカルなど、憧れを抱くシチュエーションも多いので、お子さんがそういう刺激を感じて、感化されたのであれば、バレエ教室に通わせ始めるタイミングかもしれませんね。

メリット

姿勢が良くなり、体が柔らかくなる

女性の見た目でとても大事な項目として、「姿勢」があります。我が子の姿勢が悪いととても残念。立ち姿だけでも厳しく指導されるクラシックバレエは、たとえ将来、習うことをやめたとしても、子供たちの立ち振る舞いにその差が大きく現れます。また、柔軟性が増すことで、怪我をしにくく、たとえ怪我をしたとしても、重度の大怪我になる確率も低くなるでしょう。

体幹が鍛えられる

運動の基本である体幹は、普通の筋トレや、遊びの中ではなかなか鍛えられない。正しい指導を受ければ、体幹が強い体が手に入ります。そうすることで、他の運動をさせたとしても、軸がしっかりとしたセンスのある動きが取れるようになるのでは?

デメリット

足が太くなる

つま先立ちが基本のクラシックバレエ。高くジャンプしたり、片足で全体重を支えることが多いので、自ずと筋力が付きます。上半身は細く引き締まった体型になると言われていますが、足はかなり筋肉質になる可能性もあります。

指先が変形する

窮屈なバレエシューズに足の指先を押し込み、さらに全体重をかけるため、長年バレエを続ければ続けるほど、指先への負担は避けられません。将来、足の指先もネイルアートなどでオシャレを楽しませてあげたいのであれば、あまりおすすめできません。

 

ピアノ

昔も今も、特に女の子の習い事の定番とも言えるピアノ。音感や、リズム感を鍛えるにはうってつけの習い事です。習い始めるたいタイミングは、早いに越したことに違いはありませんが、小学生になってからでも十分メリットのある習い事だと言えます。楽器を演奏できるようになるには、一朝一夕の努力では難しいため、できることを少しでも増やしてあげたいと思っているパパ、ママにとっては、おすすめすべき習い事の一つです。

メリット

音感・リズム感が鍛えられる

音楽に関するスキルがアップすることは言うまでもありません。学校の授業でも、確実にアドバンテージが取れますし、合唱コンクールや演奏会で、ピアノの伴奏を任されることで、自身にもなりますし、内申点にも好影響を与えると言えるでしょう。

楽器という趣味ができる

プロを目指してほしいと願う人から、特技として身につけてほしいと願う人まで、子供にピアノを習わせたい人の気持ちは様々ですが、一生もののスキルが身につくことには違いありません。楽器の演奏ができるというスキルは、周囲に自慢できる機会はたくさんありますし、共通の趣味、特技を持つ仲間も見つかりやすいと思います。

デメリット

初期投資にお金がかかる

ピアノを上達するためには、レッスン前後の家での練習が欠かせません。そのためには、ピアノ本体の購入は必須です。電子ピアノなど、比較的安価な楽器もチョイス可能ですが、それでも楽器一台を購入するとなると、一時的に家計への負担が増えることは確かです。しかし楽器を持ち、それを演奏できるというスキルは一生モノ。一戸建てか、マンションかによって、周囲への音漏れも気になるところですが、昔に比べると様々な消音機能があるので、洗濯の幅は広いはず。

レッスン料

6,000〜15,000円/月(1時間×週1回×月4回レッスン)

 

まとめ

どういう習い事をさせるにしろ、何かしらのメリットは必ずあります。その子の長所を伸ばすのか、苦手な部分を補うのか、出費も少なからずあるので、よく考えて続けられる習い事をさせてあげたいですね。もう一つ重要なこととしては、子供の意見も尊重するということ。習い始めは大抵の習い事を嫌がる傾向にありますが、注意深く子供の思いを汲み取るよう、耳を傾けてみることも重要だと思います。

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