子連れの飛行機旅を快適にする方法とチェック項目5選

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子ども連れの飛行機旅

子連れの飛行機旅。どうしたらいいのかわからない!何を注意すればいいの?という人も多いのではないでしょうか?子連れの飛行機旅でチェックしておくべきポイントや、注意点などをまとめてご紹介したいと思います。

 

 

 

海外旅行だけでなく、国内旅行であっても沖縄や北海道など、飛行機を子連れで利用する機会も多いでしょう。子連れの飛行機は、大人だけで利用する場合より、何倍もの注意を払わなければなりません。個人的には価格とサービスのバランスをよく考え飛行機を利用すると、子供連れであっても、とても快適な空の旅を満喫できると考えています。まずはサービスと価格のバランスをどう考えるべきか、見ていきましょう。

サービス重視orコスパ重視?

家族で利用するキャリアは特に重要な問題。近距離の場合、コスパの高いキャリアを選びがち。しかし航空各社によって、サービスに格差があります。LCCは安さ重視のため、乳児や幼児の利用は、正直お薦めしません。あらかじめ、予約する航空会社のサービス内容を把握した上、利用しましょう。金銭的に余裕があるならば、大手キャリアが断然オススメです。全日空(ANA)は乳児をお連れの場合、ベビーベッドの貸し出しが可能。機材にもよりますが、航空券の予約時に申し出れば、貸し出してもらうことが可能です。また、日本航空(JAL)の場合、3歳未満のお子さま限定で、チャイルドシートの貸し出しがあります。私のオススメはANAパック。人気の旅行先に、航空券とホテル、さらにはオプショナルツアーもつけられて、格安の家族旅行が実現します。

結局どっちがいいかわからないという方は、フライト時間2時間をボーダーラインとして、それ以上であれば大手キャリア。2時間未満のフライト時間であればLCCにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。どうしてもLCCで価格を抑えたいという方は、前の座席との距離(シートピッチ)の広い座席も選択可能ですので、こちらのサイトを参考にしてみてください(LCC、快適な座席の探し方)。

peach座席表

※↑Peachの座席見取り図(エアバス A320-200)

座席は窓側?or通路側?

利用するキャリアが決まったら、次は座席の予約です。チェックイン後にしか座席の予約ができないキャリアもありますが、子連れである旨を伝えると、電話などで予約することも可能です。

こんな方は窓側がオススメ

⭐︎フライト時間が2時間以内(トイレに立つ可能性が低い方)
⭐︎立ち歩くことの少ない乳幼児を連れている場合
⭐︎明るい昼間のフライト

オススメポイント

退屈な飛行機の中でも、窓の外の景色の変化が子供の退屈さを紛らわしてくれます。晴れるかどうかは一か八かですが、短時間のフライトでは、窓側を予約してよかったなぁと思うことが多いような気がします。

こんな方は通路側がオススメ

⭐︎フライト時間が2時間以上の方(トイレに立つ可能性が高い方)
⭐︎比較的活発な幼児を連れている場合
⭐︎暗い夜間のフライト

オススメポイント

幼児と飛行機になる場合、1回のフライトにつき、最低1回はトイレに立つと思っておきたい。窓側に座ってしまって、通路側のお客さんに気を使うのは気疲れしてしまいますね。トイレなど、自分の要求をしっかりと伝えられるようになっているお子さまや、座っているのが退屈で、少しでも動き回りたいというお子様にはオススメです。

チェックしておきたい5つのポイント

機内食

子供用の機内食を提供してくれる航空会社もあります。乳児には離乳食、2歳以上から12歳まではチャイルドミールと言われる、お子様ランチのようなものもチョイスできる航空会社もあります。また、お子様のアレルギーについても航空会社にしっかり伝えておきましょう。JALやANAでは、事前の申し出で、アレルギー対応食に切り替えてもらうこともできます。

・JALのアレルギー対応機内食は国際線ご予約・ご購入・ご案内窓口
 受付営業間:9:00~18:00(年中無休)

・ANAのアレルギー対応機内食はANA電話窓口
 予約後に選択が可能です。

海外旅行の時は、機内食のサービスも要チェックですね。

座席指定の予約は必須

空港へチェックインする時に、飛行機の座席の予約を取るのが一般的ですが、混み具合によっては、家族がバラバラの席になることも。航空会社によって座席指定の方法は様々ですが、たとえ有料であったとしても、子供のためを考えるのであれば、家族がまとまった場所に座りやすいように座席指定の予約は必須です。

耳抜き対策は入念に

高度の変化によって、耳がキーンとなる現象は、飛行機に乗る子供たちにとっては未知の世界。我が家の子供も、2歳で飛行機に初めて乗ったのですが、超大泣き。離着陸の時に子供達が寝ているかどうかがとても重要なポイントになってきます。何せ、何が起きているのか、どうすれば治るのか、口で言ってもなかなか理解してくれませんからね。

耳抜き対その①:ガム

顎を使うと耳抜きしやすい。元スキューバダイバーである私の経験からこの方法が最も効果があります。小さなお子様で、ガムが苦手という場合、何かよく噛んで食べるおやつも効果があると思います。とにかく顎を使って、耳抜きしやすい状態にしておくことが大切です。

耳抜き大作その②:着陸時は飲み物を

耳抜きに最も苦労するのは着陸時。耳抜きが必要なタイミングで、飲み物を飲んで苦痛を和らげてあげたいですね。高度が下がり始めると、トイレにはいけないので、そも前にトイレを済ませて思う存分水分補給させてあげてください。小さなパックジュースなら、前の座席ポケットに楽々収納できるので、搭乗前に手に入れておくのがオススメです。

耳抜き大作その③:しっかりと寝かせる

これには2つの意味があります。まずは睡眠をしっかりとって、旅行に臨むということ。フライト前日に興奮して寝られず、寝不足で飛行機に乗るというお子さんも結構いると言われています。しかし、寝不足は厳禁。耳抜けの悪さに直結するので、前日の夜はしっかり睡眠を取れるように、早めにお子さんを寝かしつけてください。もう一つの意味は、着陸時に寝かしつけるということです。眠ってしまえば、耳抜きを苦痛に感じることもありません。いつも寝る前に読んでいる絵本を持参するのがそのコツです。席に座った途端、着陸までコロッと寝てくれるように作戦を練りたいですね。

意外と長いシートベルトサインオムツは必須アイテム

離着陸の際や、乱れた気流を通過する場合などは基本的に立ち歩くことができず。子供が泣いていようとも、トイレに行きたくても連れて行くことができません。例えば、羽田ー那覇のフライトでは約2時間を要しますが、その半分以上はシートベルトサインが出ていると考えても良いでよう。トイレがまだ完全ではないお子様の場合、必ずオムツをお忘れなく。

まとめ

いかがでしたか?まずは航空会社や座席選びをうまくクリアしましょう。また、子どもたち自身が快適な空の旅を過ごすために、忘れてはいけないポイントを、もれなく押さえておきたいですね。

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