子供と一緒に行く旅行でトラブルはつきもの。そんなのはわかっているけど出来るなら回避したいですよね。子供の急な発熱や、宿や食事でのトラブルなど、予想外の場所、予想外のタイミングで訪れる旅行中のトラブル。子連れの旅行を円滑に楽しくするためにも、どんなことが起こりうるのか知った上で子供との旅行におけるトラブル回避のためのアドバイスもご紹介します。
トラブルの定番「忘れ物」
旅行の最初に起こりうるトラブルといえば「忘れ物」忘れ物の経験があるという人はかなりいらっしゃるのではないでしょうか。特にこれを忘れやすいという傾向はないようですが例えば
- いつものカバンから旅行カバンに入れ替えた時にカードケースを忘れてしまった。あの中にクレジットカードや保険証が入っているのに・・・
- 抱っこ紐で子供を連れてきちゃったから子供の靴を持ってき忘れた。
- 備え付けの歯ブラシや、割り箸があると思い込んでいたけど、子供用はさすがに置いていなかった。
等、いつもはこうなのに・・・。バタバタしていたから・・・。といったことがきっかけで忘れ物をしてしまうことが多いようです。
子連れ旅行忘れ物防止のアドバイス
忘れ物防止のアドバイスとしては、必ずリストを作ること。さらに言うと「必需品」「目的地で使うもの」「移動に必要なもの」というイベントにそった確認と、「1日目」「2日目」・・・といった時系列での確認を合わせて行うと忘れ物防止に役立ちます。そして1週間前までに必ず持ち物が足りているかどうかをチェックすること。もし足りないものに気づいても買いに行く余裕ができますからね。
食事での失敗例
こちらもよくある子連れ旅行の失敗例。宿や観光スポットでの食事はトラブルがつきもの。
- 子供が喜ぶと思ってバイキング形式を選んだけど、子供の面倒を見るのに必死でゆっくり食べられなかった。子供はすぐにお腹いっぱいになって退屈そうだった。
- おすすめのレストランに行ったけど激混み!待ち時間が長すぎて子供が大泣きしました。
- 野外イベントやバーベキューがまさかの悪天候。食欲も振るわず、帰ってきて風邪をひいてしまった。
など、慣れない環境にあたふたして、いつも通りゆっくり食事することはほぼ不可能。
子連れ旅行、食事についてのアドバイス
レストランでは個室が選択できるか、ホテルや旅館では部屋食が選択できるかが鍵になります。パパ、ママのゆとりのため、ベターな選択です。また、周りのお客さんへの迷惑を考えても家族だけのプライベート空間で食事ができる方がよりよいでしょう。行列や天候の対策としては、必ず第2候補、第3候補のお店を確保しておくのもよいでしょう。また、予約が可能であれば必ず時間に余裕をもって予約しておくのがオススメです。どうしても予約が無理な場合、子供の空腹対策として、おやつを忘れずに。
ベッドから子供が落下
子連れ旅行の宿選びを怠ると、思わぬところに落とし穴があります。小さな子供であればあるほど、宿の部屋は和室がオススメ。就寝中の子供の寝相を考えてみてください。自宅よりも機密性が高いホテルなどでは夜でも部屋の温度が一定に保たれているため、布団をかぶっていてもすぐ脱いだり、いつもより寝返りが多くなることも。赤ちゃんがあやまってベッドから落下することも多々あります。また、ハイハイ期になると余計にそのリスクは高まります。
子連れ旅行の宿選びのアドバイス
もし宿選びに選択肢があるのなら和室をオススメします。選択肢がない場合のアドバイスとしては、洋室でも絨毯がひかれている部屋や、ベッドを移動し、合体できるような部屋を探してみてください。少しでも赤ちゃんの落下を防ぎましょう。
勝手に有料の飲み物を・・・結局チェックアウトの時に追加料金を。
子供が歩けるようになり、自我が芽生える4歳ごろ。いろんなものに興味を示し出します。今では少なくなりましたが、古い温泉旅館などでは部屋の冷蔵庫の中に有料の飲み物や食べ物が入っているスタイルの宿も多く残っています。子供が簡単に冷蔵庫を開け閉めできるようになるとそこにはジュースの山が。空けやすい缶ジュースなどは勝手に開けられてしまうことがあるため要注意です。
宿での子供のトラブルを防ぐアドバイス
アドバイスとしては、予約時に有料の飲み物をあらかじめ取り除いておいてもらえるか確認すること。また、冷蔵庫の前に机などを置いてバリケードを貼るのもいいですね。冷蔵庫がどんなタイプなのか、ネット予約だけでは確認しづらい部分があります。こういう時は電話で確認することをオススメします。
最も困る急な発熱
これだけは避けたくても避けられないのですが、子供に急な発熱はつきもの。特に旅行中はリミッターが外れたかのようにはしゃいでしまいます。海や山、慣れない環境でいつもよりも体力を消耗してしまっては風邪をひくのも当たり前。でも親としては旅行を決行したい。そんな葛藤が生まれるのです。旅行中の子供の発熱は親としてもかなり焦りますし、対処の方法によっては悪化するケースもあるのでご注意を。ちなみに我が家も昨年の夏休みの旅行中に長男がプール熱にかかりました。。
旅行中の子供の発熱に関するアドバイス
まず第一に言いたいのは、キャンセルも含めて子供の体調を優先する決断をしてください。高いお金を払っている旅行。休みが取りづらいのに頑張って仕事を休んで来れた旅行。確かにその気持ちもわかりますが、もし取り返しのつかないことになったら。旅行の決行と子供の健康は天秤にはかけられませんよね。もう一つの対策としては、周辺の救急医療機関をあらかじめ知っておくことも大切。小児科がある方がより良いのですが、長期休みには診療していないことも多いので、必ず救急医療機関をリストアップしておくことをおすすめします。その場でネットで検索も可能ですが、今の時代情報が多すぎて欲しい情報にたどり着けないこともしばしばあります。
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