旅行直前に子供が発熱。ありますよね、小さいお子さんを持つ家庭の宿命です。旅行前に子供が調子悪くなった場合、せっかく予定していたプランが潰されるのではないかと、非常に残念になりますよね。子供に対してムカつく気持ちが湧いてきて、イライラする気持ちもよくわかります。なぜなら私たちは人間なのだから。しかし、ムカつく気持ち、残念な気持ちを無理矢理押さえ込む必要はありません。ですが、最も大切なのは、旅行よりも、キャンセル料金よりも子供であることを思い出して、冷静に対処しましょう。

対処法は？

1. 医師に相談

子供の症状が気になる場合は、早めにかかりつけの医師に相談し、アドバイスを受けましょう。これが一番大事です。旅行を予定している旨もしっかり伝えましょう。

2. 医薬品の確認

旅行前に子供の基本的な医薬品を準備しておくと安心です。解熱剤や風邪薬、必要に応じて処方薬を持参しましょう。

3. 保険の確認

医療保険や旅行保険の内容を確認し、病気や急病時の対応を理解しておくと安心です。

4. 旅行の延期を検討:

たとえ微熱であっても、子供の体調が悪く、十分に健康でない場合は、旅行の延期を検討することが重要です。健康状態が整ってからの旅行を考えましょう。子供の安全と健康が最優先ですので、慎重に状況を判断し、必要に応じて医師の意見を仰いでください。

キャンセル料は？

残念ながら、よほどの理由（例えば天候上の理由や、災害など）ではない限り、ホテルや飛行機のキャンセル料金は発生します。ですが、仕方ありません。子供もあなたも悪くありません。予定は立て直せばいいのです。ですが、キャンセル料が発生しないケースも多々有ります。本来であれば、計画段階でチェックしておくべき項目ですが、契約内容によっては、キャンセル料が安く済む可能性があります。

1. キャンセル可能な予約を選択しているか？

キャンセル可能な予約を選択しましたか？
予約をする際に、キャンセルが可能なオプションを選択すると、柔軟性が高まります。ただし、キャンセル可能な期間や条件を確認しておくことが重要です。少し料金が割り増しになりますが、もしもの場合に安心です。

2. 無料キャンセル期間の利用

キャンセル無料期間を確認しましたか？
一部のホテルは、予約後に一定期間内であれば無料でキャンセルできる場合があります。予約確認メールやサイト上でその期間を確認してください。

3. ホテルに直接連絡

いくら大きなホテルであっても、人対人ですから、事情をちゃんと伝えることで、柔軟な対応が期待できる場合があります。ホテルの公式ウェブサイトや直接の予約手段を利用すると、キャンセルポリシーが柔軟であることがあります。また、特典や割引も受けられる場合があります。筆者も実際に、子供の発熱により、ホテルをやむなくキャンセルした時、「今度必ず泊まりに行くから」という口約束だけで、キャンセル料を配慮いただいたことがあります。もちろん次のシーズンにしっかりお返ししました。

ただし、ホテルのキャンセルポリシーは施設や予約サイトによって異なるため、確認が必要です。事前に注意深く予約条件を確認し、疑問点があれば直接ホテルに問い合わせると良いでしょう。

旅行中に子供が発熱した場合、まず何をすればいい？

また、旅行前であればまだ余裕のある対応ができますが、一番困るのは旅行中の発熱です。さっきまで元気に遊んでいたと思ったら、急にぐったりしてダウンすることもあります。旅行中に子供が発熱した場合、まず冷静に対処しましょう。持参した基本的な医薬品キットや熱冷まし薬があれば使用できます。水分補給も重要ですので、十分な水を飲ませてください。

症状が重い場合や持続するようであれば、現地の医療機関やホテルのフロントデスクに相談し、必要な医療サポートを受けることが重要です。安全で健康的な旅行を心掛けましょう。子供が旅行中に病気になった場合は、以下の手順を参考に、行動しましょう。

1. 冷静になる

まずは冷静になり、子供の症状や状態を注意深く観察します。

2. 医療アドバイス

症状が軽い場合は、旅行先の薬局で基本的な医薬品を購入することができます。しかし、症状が深刻な場合は現地の医療機関を受診することが重要です。軽い症状であっても、ホテルの方に相談し、近くの医療機関を受診させましょう。

3. 保険の確認:

本当は、旅行前に確認すべきことですが、現地での医療費は予期せぬ出費につながる可能性があるため、旅行前に医療保険を確認し、必要に応じて対応してください。

4. 宿泊先に相談

旅行先では、地理感がなく、ましてや医療機関の情報など、十分に持ち合わせていません。そいういう場合は、宿泊先のフロントデスクや、訪問先のインフォメーションセンターにに相談することで、医療機関や病院の情報を入手し、サポートを受けましょう。

5. 連絡先の確認:

緊急時のために、現地の緊急連絡先や地元の病院の電話番号を確認しておくことが役立ちます。スマホの充電は、できるだけ半分以上をキープし、何かあった場合、すぐに調べて行動を。しかし、電波の届かない観光スポットも多数あります。訪問先の医療機関の情報は、あらかじめ画像などで保存しておくと便利です。

旅行というビッグイベントですが、万が一、子供が発熱し、その後の予定が危ぶまれても、子供の健康が最優先ですので、必要に応じて専門家の意見を仰ぎ、迅速かつ慎重に行動してください。