子供服を売るなら2nd street?メルカリ?

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不要な子供服、子供靴に困っていませんか?特に子供が小さい間は、サイズアウトが早く、大量に不用品を抱えてしまう。なんてことも。私はまだ使えるものを捨てるのが勿体無いと思うタチなので。セカンドストリートに買い取ってもらうことが良くあります。しかし、メルカリを利用した方が高く売れるのでは?という意見もあるでしょう。子供服を売る場合、得するのはメルカリ?セカスト?実際にどれくらいの値段がついたのか、思ってたより安かった。高く売れた。など、結果と考察を踏まえて記事にまとめました。

 

 

子供の成長は早く、衣料品の買い替えサイクルはとても早いものです。サイズアウトした靴や服、まだまだ使えるから捨てるのは勿体無い。知人のお子さんに譲る人も多いと思いますが、中古品のため、譲る人を選ぶのも事実ですし、趣味趣向が合わない可能性もあります。その点、リサイクルショップに持ち込めばそういう心配は入りませんし、何より不要なものを手軽に現金化できるのもメリットです。

 

 

セカンドストリートやハードオフのような、店舗型リサイクルショップでは、各店舗の基準により値段が決定します。それゆえ、「思ったより安かった」、「ほとんどのものに値段がつかず、返却された」と言った評価もしばしば耳にします。一方、メルカリに代表されるフリマアプリでは、自分で売価を決定できるという点がメリットとも言えます。「最低でもこれくらいの値段で売りたい」という思いの方は、セカンドストリートのようなリサイクルショップに持ち込むより、メルカリ、ヤフオクなどを利用するという人も多いでしょう。ただし、メルカリでもセカストでも、絶対売れると言い切ることはできません。どんなに高価な服、レアなスニーカーであっても、子供たちはお構いなしに汚してしまうケースがほとんど。中古品自体を敬遠する人も多いです。

 

 

今回は、不要な子供服を売りたいという人向けに、さまざまな視点から、セカンドストリートのような店舗型リサイクルショップとメルカリに代表されるフリマアプリの比較を行いたいと思います。

 

2nd streetで子供靴は買い取ってもらいにくい?

セカンドストリートに子供服を初めて持ち込み、1番に感じた印象は、「子供靴ってこんなに売れないものなの?」という感想です。アディダス、アシックス、プーマ、ミキハウスなど、定番かつ品質も安定しているブランドのスニーカーも多く持ち込んだのですが、値段がつきませんでした。特に、目立った汚れもなく、状態の良いミキハウスのスニーカーが返却されていたのは驚きでした。12点のスニーカーを持ち込んで、買い取ってもらえたのは3点のみ。値段がついたスニーカーの特徴を見ると、以下の点が挙げられます。

 

  • 状態が非常に良いものであることが大前提
    当たり前ですが、ほとんど汚れていない、傷や破れがないなどは最低条件
  • 箱などの正規の梱包材が揃っている
    セカンドストリートの陳列棚を見ると、ほぼ新品と言っていいほど、
    靴の箱や梱包材が揃っています
  • 人気キャラクターものは売れた
  • 有名ブランドとのコラボ品は多少劣化していても値がついた

 

決して高いブランドの子供靴を持ち込んだわけではありませんが、もう少し高く売れてもよかったかな?というのが率直な感想。しかし一旦落ち着くと、それはあくまで個人的な感情移入が原因だと納得しました。物には市場の相場価格があり、セカンドストリートだけでなく、多くのリサイクルショップが競争しているわけです。よっぽどのレアアイテムを除き、どの店に持ち込んでも、おそらく結果は変わらなかったでしょう。

 

子供靴はメルカリの方が高く、高確率で売れた

1年ほど前にメルカリを高頻度で利用していた時期に、同じように子供服を多数出品していたことがありました。合計4足出品し、2足買い手がつきました。価格はいずれも数百円と、元値の2割ほどの値段でしたが、リサイクルショップへ持ち込み買い取ってもらえた金額と比較しても、高額で売ることができました。

 

一方、出品の手間、例えば説明文を書いたり、写真を撮影したりといった作業が発生するため、慣れない私は1点出品するだけでも30分〜1時間要したのも事実です。また、適当な紙袋に入れて発送した際に、クレームがついたというエピソードもあります。買い手を選べるわけではありませんし、メルカリ出品者ににどれくらいの質を求めるのかも人それぞれ。もちろん、「簡易包装で発送する」と明記したわけではなかったので、こちらにも非がありました。買い手側からすると、いくら中古の子供服とはいえ我が子に買い与えるものなので、ある程度品質、サービスを期待するのは間違いありません。梱包費や送料ががかかる点も見落としがちです。

 

  • 出品者と購入者の直接取引のため、リサイクルショップよりもメルカリの方が高く売れる
  • メルカリで子供服を売る場合、写真、商品説明、梱包資材等の準備が必要
  • いくら直接取引とはいえ、子供靴、子供服の相場価格以上で販売は難しい
  • 送料や梱包剤に別途費用が必要

 

実はこの「送料」というのが意外と曲者。薄手の子供服であれば、らくらくメルカリ便のネコポスなどで比較的安い送料で済むことが多いのですが、子供靴となると、小さいサイズとはいえ、数百円の送料がかかります。これらを踏まえると、セカンドストリートなどの買取価格と相違ないのでは?というアイテムは多々あるように思います。

 

セカンドストリートなどのリサイクルショップで子供服、子供靴がなかなか売れない理由を考察

セカストなどのリサイクルショップで子供靴、子供服が売りにくい理由は、おそらく供給過多なのではないか?と考えられます。セカンドストリートが出品している場所を見ると、多くは都市部住宅地です。比較的新しいマンションや戸建て住宅が多い地域にセカストの店舗を見かける傾向にあります。言い換えると、子育て世代の多い地域とも言えます。同世代の人たちが多く、比較的買い替え頻度の多い子供服や子供靴は、買取目的で持ち込まれやすいアイテムと言えるでしょう。

 

 

また、3歳未満程度の小さい子供たちは、まだ遊び方も激しくないので、衣料品自体の程度も良いと考えられます。一方、小学生くらいになると、外遊びも多くなり、ボロボロになったから買い替えるというケースが増えてきます。そのためベビー用品は比較的出品されやすく、店舗在庫も多くなるはずです。さらに、小さい子供の衣類は、贈答品として、買うというよりももらうケースが多いのではないでしょうか。つまり、いくら状態がいい靴、有名ブランドの服と言っても、この世代の子供を持つ親への訴求力は低く、店舗としては在庫を抱えたがらない傾向にあるのではないか?と考えられます。

 

セカストに子供服を持ち込むメリットは?

ここまでの内容だと、セカンドストリートに子供服を持ち込むメリットが少ないように思われます。確かに、高く売れるかどうか?という点については、メルカリに軍配が上がります。しかし、私のように数十点もの多くの子供服を出品する場合、メルカリでは到底出品する気力が湧きません。また、メルカリはあくまで自己判断で値段をつける必要がありますが、セカストの場合、今現在の市場価値という物差しで評価してくれます。そのため、え?こんなものが売れるの?という新たな発見があり、とても得した気分になります。びっくりしたのは、ディズニーの靴。特に高い靴ではありませんでしたが、ディスニーグッズとブランド力で、安定した買取価格がつくようです。また、アンパンマンなどの普遍的な人気を誇るキャラクターものは買値がつく、という話はよく聞きます。

 

また、先ほども記載しましたが、メルカリなどのフリマアプリは、出品にそれなりの手間がかかり、送料、梱包費などが必要です。さらに、個人間で取引をするため、トラブルを100%避けられるわけではありません。これらを踏まえて、セカンドストリートなどの買取業者のメリットを下にまとめました。

 

  • たくさんの子供用品を短時間で査定してくれるため買取相場価格で安心した取引ができる
  • 忙しい場合は出張査定・出張買取を利用できる
  • メルカリやヤフオクは出品に手間と送料や梱包材などの費用がかかるが、リサイクルショップはそれらが不要
  • 偽造品などを除き、購入者と直接トラブルになることはほとんど考えられない

 

メルカリ・セカスト 私の使い分け方

私自身、子供服や子供靴、その他雑貨品も含め、最近ではメルカリよりもセカンドストリートに持ち込む機会が増えました。それは好き嫌いではなく、単に時間がないという理由です。よっぽど高価なもので、市場価値があると判断できるものはメルカリでより高く売り、よく考えないと「売れる価格」が分からないものは、セカンドストリートに持ち込んでいます。寿命が短く、簡単に処分するのをためらいがちになる子供服ですが、ある意味その処分方法の正解に近づいたのではないか?と思っています。

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