あなたにオススメしたい妊娠線予防クリームの選び方

出産 出産

妊娠中、もしくは出産後の大きな悩みの一つ「妊娠線」。世の中には出産後も活躍されるモデルの方やグラビアタレントも多くなってきており、妊娠中のケア次第で、産後のお腹周りや太もも、お尻やおへその状態に雲泥の差が生じることは明確です。正しいケアをして、妊娠線の発生を抑えましょう。

妊娠線ができる仕組み

妊娠中、特に中期を過ぎると、お腹がものすごいスピードで大きくなります。簡単に言うと、オナガが大きくなってゆくスピードに、母体の皮膚がついて行けずに肉割れを起こしてしまうのです。

人間の皮膚は体の外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層から成り立っています。赤ちゃんの成長に合わせて、3つの層も次第に伸びていくのですが、特に「真皮」がお腹の成長についていくことができず、ひび割れてしまい、下の「皮下組織」の色が見えてしまいます。この赤いひび割れとなって現れる現象が妊娠線と呼ばれています。

妊娠線ができてからでも消せるの?

結論から言うと、一度妊娠線ができてしまうと、自然に消すことは難しいでしょう。しかし、できてしまった妊娠線を消す方法が幾つかあります。

レーザー治療

メリットとしては、短時間で治療できることが挙げられます。レーザーを患部にあて、皮下組織を再生させる治療方法です。施術のジャンルとしては、美容整形になるようで、実際に試したという人たちの口コミを見ると、高い効果が期待できるようです。レーザー治療にはコラーゲンの再生を促す効果があり、また余分な皮下脂肪を落とすため、妊娠線と呼ばれる皮下組織の肉割れが目立ちにくくなります。

一方、デメリットは、高い施術料が必要になること。また、副作用としてレーザーの熱による火傷の可能性が挙げられます。

瘢痕修正

メスを入れずに妊娠線の治療ができるレーザー治療とは反対で、実際に肉割れを起こした患部を縫合する方法が「瘢痕修正」です。原始的な方法ですが、患部を目立ちにくくできるということで、妊娠線で悩まれている方には、オススメなのかもしれません。しかし、直接縫合するとうところに、とても恐怖感を感じます。

専用のアフターケアボディークリームを使う

妊娠線の予防を目的としたボディークリームは数多く市販されています。これらを使って、産後に残った妊娠線の後を、目立ちにくくする方法です。本来は、妊娠線の予防する目的で販売されていましたが、一部の商品では、肉割れを起こした後からでも効果が得られる。という文言で売られているものもあります。妊娠中〜出産後まで、手軽に予防、ケアすることができ、上記の2つの手段よりも金額面、肉体面の負担を考えてもメリットが十分あると考えています。

妊娠線の発生を予防するには?

出産後に妊娠線を目立ちにくくする方法もご紹介しましたが、完全に消えた人もいれば、妊娠線の跡が残っているという人も少なくありません。つまり、一度できてしまった妊娠線は、とても消しにくいものと考えておいたほうが良いでしょう。妊娠線のメカニズムを考えると、皮下組織の肉割れを防ぐことが、妊娠線を予防する確実な方法です。

マタニティ専用のボディークリームを使う

胎児の成長に伴って、お腹も大きくなり、それに合わせて皮膚が伸びてゆくわけですから、皮下組織や表皮、真皮を柔軟に保つことが、妊娠線を予防する秘訣。体質や遺伝などで、肌の性質は異なりますが、外からしっかり栄養や水分、油分を補ってやることで、妊娠線ができにくい体づくりをしましょう。

ニベアやジョンソンボディケアでも効果はあるの?

大きな効果は見込めませんが、全く効果が無いわけではありません。中途半端な回答で申し訳ありません。

ニベアの青缶を例にとってみましょう。こちらがニベアの成分一覧です。

製品名:ニベアクリームC

成分:水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料

ニベアの中に入っている妊娠線予防効果が期待できる成分

ミネラルオイル・ワセリン

こちらは石油由来の油分です。肌の乾燥を防ぎ、水分の発散を防いでくれる、純度の高いオイル成分です。皮膚が乾燥することで、皮膚の伸びが悪くなります。妊娠線予防に欠かせない保湿成分はしっかり含まれています。

ホホバ油

ホホバオイルは塗布部の代謝を促してくれる働きがあると言われています。赤ちゃんの成長スピードに追いつけなくなって発生する妊娠線。代謝を促すことで、妊娠線の予防効果が期待できます。

妊娠中に懸念する成分

コスパも高く、成分も申し分ないニベアクリームですが、特に妊娠線予防を目的に作られたものではありません。それゆえ、妊娠線予防クリームやマタニティオイルでは避けられがちな成分も含んでいます。

ミネラルオイル

上記では、効果的な成分としてご紹介しましたが、鉱物油(石油由来)ということで、肌の油分とは全く異なる組成を示します。つまり、全く浸透しないため、高い保湿効果が得られますが、簡単には洗い流せないという難点があります。プラスチックの複製物として、非常に安価に製造・精製されるため、化粧品をはじめ、使用しやすいオイルですが、石油系というイメージが先行しているせいか、マタニティクリームでは避けられる傾向にあります。

香料

ニベアの香料はとても良い香りだと個人的にも思いますが、妊娠初期など悪阻との相性が良くないというケースが考えられます。マタニティクリームの場合、悪阻の事もしっかり考慮されて開発されているため、無香料やグレープフルーツの香りなど、妊娠中の悪阻で苦しんでいるときでも、比較的使いやすいような仕様になっています。

オススメの妊娠線予防クリームの選びかた

「オススメのクリームやオイルを教えてください!」妊娠線予防クリームを探している方によく聞かれるのですが、人それぞれ好みも違いますし、一概には言えません。オススメのコスメや化粧品を試して、気にいるか気に入らないかは人によりますよね?それと同じです。

オススメ:妊娠線の予防に効果的な成分が入っているものを選ぶ

先ほども、市販のいわゆるマタニティクリームではないボディクリームにも妊娠線予防に効果が期待できる成分が入っていました。しかし、それ以上に妊娠線の対策に効果が期待できる成分が多く含まれているから妊娠線予防クリームとして市販されているわけなんです。

シラノール誘導体

シラノールと言われると、なにそれ?となるかもしれませんが、大昔の呼ばれ方「シリコール」というと、少し親近感が湧いてきます。そう、シリコンの仲間です。組成を見ると、ともにケイ素の化合物であることがわかります。ちなみに、体内のケイ素の量は年齢とともに減少していうと言われています。最も多いのが赤ちゃん。シラノールの量が多ければ多いほど、プリプリの肌になることは想像できましたか?

このシラノールを作る原料こそ、シラノール誘導体と呼ばれるものです。ちなみにシラノール自体は、臨床試験の結果、妊娠線の予防に効果があると言う結果が得られています(reference:http://www.biosiltech.com/)。例として、「アスパラギン酸メチルシラノールヒドロキシプロリン」という化合物で添加されています。

セラミド

ワセリンなどの油分は表皮の上に止まり、妊娠線の原因の一つでもある乾燥を防ぎます。一方セラミドは肌の角質層で、細胞間にある油分や水分込む働きを持つ成分です。つまり、セラミドで潤いを保ち、ワセリンで乾燥を防ぐイメージです。

ビタミンC誘導体

先ほどコラーゲンの話をしましたが、皮下組織の中にあるコラーゲン繊維をしっかり張りめぐらせることが、妊娠線予防に効果があることに違いはありません。ですが、それらの栄養となるものが不足していると、妊娠線の予防にもつながりません。その栄養素はコラーゲンではなく、ビタミンCなのです。ビタミンCといえば、食物やサプリメントから摂ることが一般的です。実際にビタミンCは経皮摂取できないため、経口摂取が最も有効的だと言われています。しかし、このビタミンCを皮膚から吸収できるように開発されたものがビタミンC誘導体です。

葉酸

妊娠初期のママさんに必要な栄養分として有名な葉酸。この葉酸は、妊娠線の予防にも一躍かっています。その働きは万能で、造血作用、たんぱく質生成の補助など、なくてはならない成分です。サプリメントとしても摂取できますが、肌に塗って直接的な効果を期待したい成分です。

あれ?コラーゲンやヒアルロン酸は?

美容成分の代表格として知られているコラーゲン。肌のハリが保てるのも、このコラーゲンの繊維状のものが重要であると知られています。ヒアルロン酸は美容成分としてとても一般的です。1gで6リットルの水を含有できるとも言われており、ヒアルロン酸が真皮にたっぷりと含まれていれば、弾力のあるみずみずしい肌になります。もちろん、ヒアルロン酸をしっかり含んでいる肌は、妊娠線ができにくいと想像することができます。

しかしこの二つの成分、本当に肌から吸収できているのでしょうか。皮膚の本来の働きから考えてみましょう。皮膚は人体を守るバリアの役割をしています。つまり、外界からの悪い物質の親友をブロックする役割を持っています。例えば、下の表のように、皮膚(表皮、真皮)はそれぞれ、

表皮:分子量3000以上の物質をブロックする


真皮:分子量800以上の物質をブロック
する

という役割を持っています。

それに対してヒアルロン酸の分子量は100万以上。コラーゲンは約30万。

スケールだけで考えると、スイカを丸呑みするよりも難しいことなんです。つまり、妊娠線の予防や治療において、コラーゲンやヒアルロン酸は、真皮の修復目的で塗るのではなく、保湿の役割が大きいと言えます。

最後に

まとめると、妊娠線の予防にオススメしたい成分は

・シラノール誘導体

・セラミド

・ビタミンC誘導体

・葉酸

・保湿成分(ヒアルロン酸、コラーゲン)

しかし、これらを全て配合している妊娠線予防クリームはほとんどありません。もちろん、全て入っていないマタニティクリームも珍しいのですが、どれかが含まれていなかったりする場合が多いのですが。しかし、ベルタマザークリームはそれらの成分を全て含んでいるので、オススメできます。

   

(画像クリックで販売店へ移動)

品名:ベルタマザークリーム
シラノール誘導体:◯ セラミド:◯
ビタミンC誘導体:◯ ヒアルロン酸:◯
葉酸:◯ コラーゲン:◯

単品価格:6,980円

(定期便価格:4,980円)

500円でお試し可能

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